LEICAの12-60mmファーストレビュー

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久しぶりの記事アップになります。今日は、念願の12-60mmのLEICAレンズを買ったのでそのファーストレビューをしたいと思います。


もともとルミックスも12-60mmをラインナップしています。それなのに全く同じ焦点のズームレンズを出してきたのはなぜでしょう?


もちろん、価格差がほぼ倍もするので基本性能は言わずもがなでしょう。特にF値は2段上がり3.5-5.6→2.8-4.0を実現しています。レンズ 構成をみてもLUMIXのそれは9群11枚(非球面レンズ:3枚、EDレンズ:1枚)に対してLEICAは12群14枚(非球面レンズ:4枚、EDレンズ:2枚)で、さらにクリアな画質を獲得できる独自技術のナノサーフェスコーティングを採用しています。


ただ、F値を明るくした分質量が110gほど重くなっていますがしっかりと手になじんでくれます。私のカメラボディがGX7 MarkⅡなので少し大きく感じますが許容範囲内でしょう。

 

詳しい描写性能の話はもう少し撮ったあとにして、この標準ズーム域と言われる12-60mmを使ってパッと感じることを書いてみたいと思います。

 

ブログ LEICAの12-60mmファーストレビュー
写真)上田 晃司 先生 LUMIXサイトから


使用シーンは幅広く、そんなに望遠側が必要ない通常の旅行や、スナップ写真を撮るにはこの1本で事足りる。すなわち、とても使い勝手のいいズームレンズです。35mm換算で24-120mmの焦点距離になるわけですからね。つまり、風景からポートレートまでこの1本で可能にしてくれます。また、最短撮影距離がセンサー素子面から0.24mと撮影倍率が35mm換算で0.6倍あるので望遠マクロ的な使い方も可能です。望遠ならではの背景をしっかりぼかして被写体にフォーカスすることができます。

 

ブログ LEICAの12-60mmファーストレビュー
写真)上田 晃司 先生 LUMIXサイトから

 

しかし普段、私は単焦点を使うことが多いのでプライベートで使うことはそれほどないと思いますが。。。
親しくさせて頂いているM先生曰くズームレンズは自分らしく撮れる焦点域を見つけるため、且つ仕事で使っているとおっしゃっていました。
まさに、それをそのままパクりました(笑)

 

なので、購入したきっかけは出張撮影でお仕事する際のレンズ交換の時間を省き、限られた時間で撮影することが目的でした。従って、LUMIXの12-60mmではなく、LEICAのものにしたというわけです。


話を最初に戻して、同じ焦点域のレンズをLEICAモデルで出したのは、ハイアマチュアやプロの使用にも耐えうるものとしての声があったからだと思っています。また、LEICAという冠を記すにふさわしい歴然としたLUMIXモデルとのデザイン差も大きいですね。あと、何気にレンズフードは花形でロック機構も備わっていていい感じです。

 

同時に、LUMIX G VARIO 45-200mm / F4.0-5.6 II / POWER O.I.S.も購入したのでまたレビューしたいと思います。

これで、超望遠を除いてほぼ焦点域をカバーするレンズは揃いました。

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