LUMIX G VARIO 7-14mm を使ってみて

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念願の超広角レンズを購入して、間もなく1か月が経とうとしています。そこで今日は、その7-14mmレンズのインプレッションを書いてみたいと思います。

そもそも、このレンズを買った動機は、7mm(35mm換算で14mm)という超ワイドな画角、パースペクティブな肉眼で見ることの出来ない非日常を切り取りたかったからです。遠近感が強調された写真は単純にカッコいいですからね。

 

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それでは、インプレッションについて書いていきます。
レンズは7-14mmのズームですが、ほぼ7mm側でしか使っていません(笑)
10mm程度にズームすることはありますが…

15mmのLEICAを持っているので、レンズ交換が面倒でない限り標準広角側は15mmのLEICAレンズで撮るようにしているからです。

さて、写りの評価についてですが、シャープさや色調再現性など十分に満足できるものでした。

 

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何より、この画角帯の超広角ズームでこのサイズを実現していることは、スナップ写真を中心に撮っている私として高評価です。ちなみに、AF性能に関しても通常の撮影で問題に感じることはありません。


また、広角ズームといえば、広角側でタル型、望遠側で糸巻き型の歪曲収差がつきものですが、このレンズの場合、歪曲収差がほぼなく再現されます。

つまりフレーム外側の被写体も、きちんと直線が直線として再現されます。

歪曲補正はカメラ本体から吐き出されるJPEG画像よりは、RAW現像ソフトを使うとさらに歪曲補正ができます。

 

こんな超広角レンズは、風景やスナップをワイドな画角で撮るだけではなく、人物やモノを圧倒的な印象に残る写真を撮ることもできるので愉しみの幅が広がりました。

 

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難点としては、レンズフィルターの類が一切装着できないということです。

 

つまり、プロテクターフィルターも然りなのでレンズの取扱は十分な注意が必要です。また、レンズ内手ぶれ補正も付いてません。しかし、いいサイズと質量感なのでとてもよくホールドされるのでボディー内手ぶれ補正だけでも問題ないです。
あと、確かにF値が4.0というのは残念な気もしますが、そこはコストバランスでしょう。


先日、フォトキナ2016でPanasonicはカメラ3機種GH5、G8、LX9とレンズはLEICAモデルの3本8-16mm 、12-60mm、50-200mm 各F2.8-4.0が発表されました。
もちろん、LEICAの8-16mm F2.8-4.0は羨ましいですが、価格もそれなりにお高いはず。
それに、広角側の1mmの差も大きいですからね。

 

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最後に加えておくと、このレンズは発売されて8年半ほど経っているにも関わらず、中古市場にはほとんど出ないんです。それも、このレンズの人気と性能を裏付けているひとつだと言えるんじゃないでしょうか?

価格コムのレビュー評価も4.8と高得点をマークしているのもうなずけます。もちろん、私も5点で評価しました。

 

普通の写真(画角)に退屈さを感じているLUMIXのミラーレスユーザーなら、ぜひオススメの1本です。きっと迷われているユーザーさんも多いかと思いますが大阪・東京ならPanasonicのレンズレンタルサービスを利用すれば1泊2日で¥1,080で借りられます。
私も買う前には、そのレンズレンタルサービスを利用して使用感などを確かめました。


ぜひあなたも、ファインダーを覗いた瞬間の感動を味わってみませんか?

 

このレンズで、パースペクティブで圧倒的な印象の写真をどんどん撮っていきたいと思います。

 

あーーーー、レンズの泥沼に(笑)

 

補足
先日、このレンズで動画を撮ってみました。単に夜の街を歩き撮りしただけですけど、凄い迫力のある映像でびっくりしました。
ボディー内手ぶれ補正だけでも実用レベルだというのも実感できましたが、スタビライザーも欲しくなりそうで怖い…

 

 
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